リハビリテーション科 学会報告

先日、福岡で行われた予防理学療法学会に参加してきました。
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当院のヘルスプロモーションチームでは、地域での出前講座(体操、熱中症講座)も行っていますが、その他の活動として、、
小学校のバスケットボールチームへの活動(子供たちが怪我をしないように、またはけがをした後の応急処置の方法など障害予防への取り組み)、
院内の職員のために腰痛予防への取り
組みなどを行っています。
福岡の学会では腰痛予防への取り組みを発表させて頂きました。
非常に有意義な学会でした。
決してうどんを食べに来たわけではありません。笑
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自動販売機でダシが売ってるのはビックリしました。
さて、
福岡の学会では、健康寿命と平均寿命の間、ケア期間をいかに縮めるか?を考える良い機会となりました。
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※厚生労働省より
健康寿命とはその人が生き生きと健康で過ごしている期間を言います。
ベッドで寝たきりとなり動けない期間を通称「ケア期間」といいます。
実際に亡くなられる期間を平均寿命といいますので健康寿命を延ばしケア期間を減らす。
つまりピンピンコロリが良いわけですね。
学会でのお話では、健康寿命の延伸を阻害する因子として
①臓器をはじめとした問題(脳血管障害などなど、、、)
②足腰の問題(運動器疾患とくに関節疾患、骨折、転倒)
③精神の問題(うつ、認知症)
があるようです。80代となると運動器不安定症は60%にもなると言います。
一見普通に見える人も「隠れ肥満」があるように、「隠れサルコペニア」の可能性があります。
僕は外来の患者様を診る機会が多いのですが、何から身体に不調を抱える方の筋力を測定してみると皆さん「自分の身体を支えられない」ことがなんと多いことか!
恐ろしいですね。
サルコペニアのスクリーニング検査としては、下腿周径を測るのが簡便とされています。25㎝より細い人は注意が必要です。
日本人の死亡のリスクファクターとして、
タバコはもちろんのこと、高血圧、運動不足、高血糖、塩分、アルコールとなっているそうです。
「Exercise is medicine」といいますが、本当に運動は大切ですね。
しかしながら、
やり過ぎもやらな過ぎも良くない。
当たり前のようですが「いい加減にやる」ことは難しい。
座位時間が長い人は死亡率があがるとも言われています。現代人は昔のように重労働は全て機械化、IT化され重い物を持つ事は減っています。パソコンやスマホを使用する時間が多いため注意が必要です。
歩行くらいの運動負荷を10分間増やせば死亡率、認知症、ロコモを8.2%軽減できる。
やはり「歩くこと」凄いですね。
みんなで散歩やスクワット、階段昇りなどをしましょう。
事務職の方は、休み時間はメールや携帯をいじるのではなく、アクティブレストを取りましょう。
つまり運動しながら休むことです。運動によってリフレッシュして午後も頑張れます。5~10分程度の体操が効果的です。
体操といえばYou tubeでもいいですね?!
「八潮中央総合病院 体操」でみながらやってもらってもいいと思います。笑
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今年は私個人としては
目標としていたフランスでの学会発表もすることができました。あとは論文を書くことです。汗
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※筋膜の博士、イタリア人のアントニオ先生とともに
今年もあとわずか!
皆さんが少しでも毎日を楽しく健康で過ごせることを祈っています。
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健康で元気に頑張りましょう。
広報委員会
理学療法士 新井